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経営サポート

平成23年 第10回 ビジネスコンテスト 特別賞

開け!日本の農業 農業情報にイノベーションを~青果流通改革~ (B部門)

応募者 加藤百合子 / 株式会社エムスクエア・ラボ
部門 既存事業者部門
プレゼン資料 ダウンロード(pdf:2,117KB)

起業または事業化の動機

本システムは、農業者と農産物を必要とする事業者(購買者)をつなぐBtoBシステムである。
1) 既存青果流通の問題
現在の農産物取引は、購買者から発注を受けた中間流通業者(青果バイヤー・商社)が生産者や青果市場から農産物を買い集め納品するという流通形態である。中間流通の実態として、業者は電話・FAX等で調整を行なっており、属人性の高い作業でもあるため、受発注ミスが多発している。
既存流通は、非常に見通しの悪い状態であり、農産物の安心安全の確立が難しく、天候不順等の非常事態に対しても農業の現場が見えない為、積極的な対策が打ちにくくなっている。
青果の安定調達ができないことは、通年で同じメニューを提供している購買者には致命的な問題となる。農産物をかき集める形態の既存流通は、鮮度確保や品質向上も難しくしている。
2) 生産現場での問題
既存流通経路は、生産者の声を購買者に伝える手段を持たないため、天候不順による生産状況、気候による商品品質の変動等をフィードバックできず無理な注文や、急な出荷キャンセルの原因となっている。また、購買者との直接取引にて上記問題を解決しようとする場合、出荷・納品の伝票作成、請求業務と農作業の両立が難しく問題解決を阻んでいる。
※ 実状としてコンピュータを使えない生産者が多く、終日圃場で作業している為、パソコンの前でじっくり作業するのも難しい。
3) 各種認証制度とトレサビリティの問題
JGAP、JAS有機など、農産物の安心安全とトレサビリティ実現につながる各種認証制度があるが、制度の内容も難しく、認証取得に必要となる栽培計画、作業記録を行うための簡易な方法も存在しないため、認証取得が難しくなっている。
そこで、生産者から、農産物を必要とする購買者をダイレクトにつなぎ、上記問題点を解決するシステムの構築を考えた。

ビジネスプラン概要

■販売システム
本システムは、ITと人とで構成される。
1)ITシステム部
 流通に必要な取引情報のやり取りと生産現場に必要な生産管理を有する。生産管理では、購買者側が生産履歴の閲覧がいつでも可能になる。
2)ベジプロバイダー
 ITシステムだけでは、購買者が積極的に生産者を管理することは難しく、積極的な管理が行われなければ生産者のシステム利用は見込めない為、システムを活用し、購買者と生産者を仲立ちするベジプロバイダーを設置する。ベジプロバイダーは青果の出荷保証と品質管理を行う。生産の現場をしっかりと把握することで、購買者の要求と、生産者の希望を調整する役目を担う。
■計画
収入は、本システムを販売とベジプロバイダー契約、認証機関との連携による栽培サポートとなる。一つでも多くの取引に導入されることで、弊社売上につなげることはもちろんのこと、結果として流通に変革を起こし、①生産者の下請け脱却、②消費者の安心・安全の確保、③購買者の安定生産という3者に利益を生み出す計画。
Step1)2011年10月~2012年3月:システム開発、ベジプロバイダー始動
Step2)2012年4月~2013年3月:既存取引への導入,ベジプロバイダー養成・増員に伴い
Step3)連携強化(SNS化)、認証機関との連携
Step4)世界対応=海外生産・輸出入対応

連絡先

菊川市堀之内110-1-102
TEL: 0537-28-7721
E-mail: y.kato@m2-labo.jp