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経営サポート

平成28年 第15回 ビジネスコンテスト 特別賞

産学域連携 水窪コミュニティ創出事業

応募者 池永 将成 / 特定非営利活動法人こいねみさくぼ
部門 B部門/既存事業者部門
プレゼン資料 ダウンロード(pdf:2,278KB)

起業または事業化の動機

 こいねみさくぼは2013年に設立されたNPO法人で、浜松市の最北の地、少子高齢化が進行する水窪町を拠点としています。当団体のメンバーは地域の中心に位置する水窪商店街に軒を連ねる商店主を中心に構成されており、人口の減少が続く現状に対し、水窪外からの観光客を呼び込もうと様々な活動してきました。2015年度からは水窪町で古くから栽培されてきた五穀――アワやキビといった在来作物――の栽培を手がけ、地域独自の資源を育てていこうという考えのもと、2015年度には10kg、2016年度には100kg以上の収穫高(精白後)を達成しました。

 ただし、この2年間の栽培は当団体のメンバーが個々人の商店の営業活動の合間を縫って行った無償作業によるものです。農業は――実際に取り組んだ方ならご存知だと思いますが――手間を要し、天候による影響も受けやすい過酷で繊細な産業です。今後更なる増産を果たし、収益性の高い活動領域に進んでいくためにも、土日祝日を中心としたボランティアで終わらず、当団体メンバーや地域住民への利益還元も含め事業を仕組化していくことが重要だと考えています。とはいえ、仕事の対価を支払うことのできるだけの経済力は現状のNPOにはありません。ですので、今の段階で採るべき方向性は、水窪町で利用可能な既存の遊休資源を最大限活かして低コストの事業を展開することです。その動機に基づき、現在五穀の栽培から先に進んだ事業の企画を進めています。

 今回発表させていただくのはその企画中の事業になります。具体的には、空いている運動施設や空き家を活用した①スポーツ・文化活動合宿事業、空いている農地を活用した②農作業体験サービス事業、自分たちで育てた五穀を製品化し販売まで行う③6次産業化事業の3つです。地域に既にある資源や、これまで築いてきた産学の関係性を基盤にしているため実現可能性が高く、また、事業を通じて地域課題の解決取り組むため地域住民の理解・協力を得やすい事業だと考えています。

 人口の流出は根本的には変えることが難しい大きな流れです。訪れる観光客は水窪の魅力を楽しみ、水窪住民は地域に誇りを持つ、そのような町を本事業を通して育てていきたい思いでいます。

ビジネスプラン概要

①スポーツ・文化活動合宿事業
改修済の空き家を合宿場として提供し、スポーツ・文化活動団体を招致。昼間利用者が少ない体育館や町営グラウンドといった遊休施設を安価で提供するなど、学生のニーズに沿ったサービスを提供する。

②農作業体験サービス事業
休耕状態の圃場を整備の上、一般企業・社会人団体を招致。植え付けから収穫まで農業体験サービスを提供する。野菜を用いた料理体験、農場スペースのレンタル等もサービスを充実させる。既存顧客に対しては、Facebookファンページで情報を提供し、リピート・常連化を促す。

③6次産業化事業
生産してきたアワ・キビを(有)春華堂に販売。「五穀屋」店舗での生菓子「あわもち みさくぼ」、干菓子「山むすび」として浜松・東京の店舗で販売。当団体でもメンバである、和洋菓子業を営む小松屋製菓舖の手により独自の製品化を実施。水窪が「五穀の里」として一般消費者に認知されることで商品に付加価値をつけ利益率の高い価格帯で販売する。

連絡先

池永 将成
浜松市天竜区水窪町奥領家2586
TEL:080-4132-2968
e-mail:ikenaga.masanari@gmail.com